2016年2月8日月曜日

自分にとって「好きなこと」や「楽しいこと」は繰り返し行うようになります~ほめるより感謝しましょう

■古典的条件付け(pabu.jpg)

過去の経験を元に次の展開を予測して、身体が条件反射的に起こす行動。

学習することなく起きる反応は、無条件反射。


■オペラント条件付け

B.F.スキナーが証明した法則

「行動の頻度は結果によって左右される」

自分にとって「好きなこと」や「快適なこと」は繰り返し行うようになる。

自分にとって「嫌いなこと」「不快なこと」は避けるようになる。


楽しいことは、続けやすいのです。


この条件付けには、4つのパターンがあります。

・正の強化
・負の強化
・正の弱化
・負の弱化



☆行動の頻度が増えることを『強化』といいます。


・正の強化

初期状態(快)→行動する→快な状態が増える→心地良く感じる→行動を繰り返す(強化)


・負の強化

初期状態(不快)→行動する→不快な状態が減る→心地良く感じる→行動を繰り返す(強化)。



☆行動の頻度が減ることを『弱化』と言います。


・正の弱化

初期状態(不快でない)→行動する→不快な状態が増える→心地悪く感じる→行動しなくなる(弱化)


・負の弱化

初期状態(快)→行動する→快な状態が減る→心地悪く感じる→行動しなくなる(弱化)



行動する前には、「きっかけ」が存在します。

行動した後には、「結果」が存在します。


問題行動をどうにかしたかったら、「そもそも何がきっかけなのか?」を考えましょう。

そして、行動した結果として、「何を感じているのか?」を考えます。

行動が増えたり減ったりするメカニズムは、意外と単純なのです。

快・不快の原則なのですから。


このことからも、『他人を思い通りに動かそうとしてはならない』のが」よくわかりますよね。


『ほめる』のが良くない理由も、よくわかると思います。

『感謝する』のが良い理由も。

正の強化において、『ほめる』を使うのは賢明ではありません。

感謝の気持ちを示すのが賢明なのです。


オペラント条件づけ

オペラント行動とは、その行動が生じた直後の、刺激の出現もしくは消失といった環境の変化に応じて、頻度が変化する行動をいう。

オペラント条件づけは、オペラント行動が自発的に行動された直後の環境の変化に応じて、その後の自発頻度が変化する学習をいう。

古典的条件付けとは異なり、オペラント行動には行動を“誘発する”生得的な刺激(無条件誘発刺激)は存在しない。オペラント行動では、生物が自発的に行動する。

また、オペラント (operant) とはオペレート(動作する operate)からのスキナーによる造語である。

強化(reinforcement)
オペラント行動の自発頻度の高まりをいう。

弱化(punishment)
オペラント行動の自発頻度の低まりをいう。

好子(強化子 reinforcer、正の強化子、強化刺激ともいう)
出現したことによって直前のオペラント行動の自発頻度を高めた刺激である。

嫌子(罰子 punisher、負の強化子、嫌悪刺激ともいう)
出現したことによって直前のオペラント行動の自発頻度を低めた刺激である。


行動随伴性(behavior contingency)とはオペラント行動の自発頻度の変化とそれが自発された直後の環境の変化との関係をいう。行動随伴性には4種類がある。

正の強化:好子出現による強化
負の弱化:好子消失による弱化
正の弱化:嫌子出現による弱化
負の強化:嫌子消失による強化

また、行動随伴性というメガネを通して行動の分析を試みる事こそ行動分析学の根幹である。

引用ココマデ