2016年2月26日金曜日

ただ体を動かして鍛えていればいいのですか? 

安部塾で教えている内容は、ボディワークからメンタルワークまで多岐にわたります。

・機能解剖学(筋肉・筋膜・骨格と関節の機能)

・解剖学(脳・頭部・胸部・腹部・骨盤部・上肢・下肢)

・運動生理学

・心理療法(人間関係学)

・身体操作法

多くの時間を、座学に費やします。

理由は、『闇雲に身体を鍛えてはならない』と考えているからです。

これは、実際に体だけを鍛えている人たちを観察してみると意味がわかるはずです。

普通にボロボロですよね。

主に人間関係が。

体調は言うまでもなく。

姿勢も体型も呼吸も崩壊状態。

自覚がない方も多いですが、周りの人たちには一目瞭然ですよね。

骨盤底筋群

座学をきちんとやると、そういった方々の足は遠のきます。

そして、座学(学問の力)によって成長できる人たちが集まります。

賢明・聡明な人たちは、正しい学問を学んだだけで姿勢も体型も改善します。

身体は、脳で制御しているのですから、当たり前の結果です。


脳が壊れていたら、そこで行き詰ります。


真面目に継続している塾生は言います。

「覚えても覚えてもきりがないんですが(笑)」

座学だけで、最低20.000時間は必要ですからね。

記憶の書き換えは、そんな簡単な話じゃないです。


毎年、新しい発見があり、情報量が増え続けていますしね。


昨日、舞さんがこんな感想をお話しされてました。

「みんな、子供みたいな表情になってきたよね」

それはそうでしょう。

筋肉や関節に封印された否定的な感情記憶を解放しているのですから。

未完の行為を完結させていくことこそ、安部塾の本質なのですから。


感情の解放なくして、筋肉・関節の解放はありえません。


普通に考えてみてください。

ただ手足をバタバタ動かしただけで、状況が良くなると思いますか?

そんなはずないですよね?

先人たちが積み上げてきてくれた叡智を学ぶ方が、圧倒的に良くなります。


そんなわけで安部塾には、『身体だけを鍛えたい人』はいません。

必死にメモをとりながら、食い入るように動作を見つめる真摯な人たちがいます。

僕は、そんな人たちに研究成果を伝えるのが大好きです。

目の前でどんどん良くなっていく人たちを見れること以上のしあわせが、どこにあるでしょう?


どんな身体の動きも、脳が制御しています。

なので、脳機能を改善できるようなエクササイズを選ぶ必要があります。

それは、ただ体を動かすだけという行為の対極にあります。

膨大な基礎知識の上に成り立つ繊細で美しい動きが、その証です。


もっとも、ただ体を動かしているだけの次元の人には理解できませんが(笑)。

学問してきた人にだけわかる、楽しい世界です。


楽しみにお待ちしております。