2016年2月10日水曜日

基礎的知識が足りない技量不足の施術者の増加による健康被害

今日、放送されます。

“肩こり解消”で思わぬ被害

 慢性の肩こり・腰痛は男女とも最も数の多い健康障害だ。マッサージや整体、リラクゼーション等はブームと言われるほど施術を受ける人が増えており、市場規模は1兆円に迫るとみられている。

 ところが今、健康被害が全国で相次いでいる。国民生活センターへの相談はこの9年間で9000件以上、特に、脊髄損傷や肋骨骨折といった重篤なケースが増えている。背景には、整体やリラクゼーションなどには国家資格が存在しないため基礎的知識が足りない人でも施術ができること、免許が必要な接骨院などでも規制緩和で店舗が13万か所まで拡大、技量不足の施術者の増加を招いていること、などがあることがわかってきた。日本社会の高齢化も健康被害の拡大を加速させている。

 骨の状態や持病を見抜けないまま施術をしてしまい、骨折や病が重症化してしまうのだ。医療・介護に続く第3の分野として拡大が見込まれている「慰安」の分野。業界自身の改善の取り組みなども紹介しながら、手技による被害から我が身を守るにはどうすればいいのか考える。

引用ココマデ

トリガーポイント

手技療法家だけでなく、運動指導者の世界もひどいものです。

気休め程度の養成を受けた指導者が、稚拙な指導をする。

結果、運動が原因で身体を壊す。

本末転倒です。


よく、「~200時間」とか「~500時間」とかあります。

500時間程度では、基礎的な機能解剖学すら理解できないと思います。

最低10000時間必要とされるのが、運動指導者の世界です。

その10000時間も、『正確な情報に基づくもの』でなくてはなりません。


間違った情報を何万時間やっても無駄です。

できるのは、故障者の山だけです。


肩こりや腰痛の多くは、脳機能の低下が原因だとされるようになってきました。

だとしたら、手技も運動も『脳機能の改善』を目指すのが自然です。

健康被害は、この知識がない人たちが引き起こしていると考えてもいいのかもしれません。

そもそも、医師以外の人が、患部をいじくりまわしてはいけないはずです。


脳機能と自律神経系の機能と筋骨格系の機能の関連への深い理解。

それなくして、安全・安心な指導はできないと考えています。

なので、安部塾では、ひたすら座学をやります。

座学が理解できないのに実技をやるのは、危険極まりない行為だと思うのです。


運動は、指導する側にもされる側にも『頭の良さ』が求められます。

健全な視機能と脳機能なくして、正しい運動はできないのです。

だから、視機能の改善と運動性能の向上が最優先課題だと考えています。

逆に言えば、この王道を行けばいいということです。


昔と違い、機能解剖学に忠実な指導者が激増しました。

あとは、指導される側の『指導者を見抜く目』の問題だと思います。

もっとも、視機能に問題があると、問題がある指導者に引っかかりがちになるようですが。

良き指導者に出会えるか否かで、人生の質の差は天国と地獄ほどに開いてしまいます。


番組、視てくださいね。