2015年11月2日月曜日

身体について学ぶと、人間関係が良くなっていきます~対等な人間関係。

先日の東京ワークショップのスナップショットを見ながら思いました。

「仲良しだな(笑)」

娘と身体のお勉強

娘と身体のお勉強

娘と身体のお勉強

身体操作の指導者を選ぶときに、もっともわかりやすい選択法があります。

指導者とその親は仲良しか?

指導者とその子は仲良しか?

指導する者と指導される者の関係には、親子関係が反映されますからね。


いえ、親子関係は、その後の人生のすべての人間関係に影響を与えます。


尊敬するパールズ先生の言葉。


「私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。

私はあなたの期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。

そしてあなたも、私の期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない」


これが理解・実践できていれば、親子関係がうまくいきます。





言い換えれば、こうです。

「親は親のために生き、子供は子供のために生きる。

親は子供の期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。

そして子供も、親の期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない」

支配服従関係は、うまくいっていない病的な人間関係の典型です。

対等な関係のみが、うまくいく健康的な人間関係です。


僕は、乱暴な身体の使い方をする人で、人間関係が良い人を見たことがありません。

丁寧(ていねい)な身体の使い方をする人で、人間関係が悪い人を見たことがありません。


健康的な人間関係を築いている人は、他人を誉めませんし、叱ることもありません。

身体を丁寧に使うということは、そういうことです。


尊敬するアドラー先生の言葉。

「人間の悩みは、すべて対人関係から発生する!」


他者を仲間と見なすことができ、そこに 「自分の居場所がある」 と感じられることができればよいのです。

昨年、僕が薬院校を立ち上げた理由です。


人間関係の中心に、常に自分を位置させようとすると行き詰まります。

自分を出発点にして物事を考える人は、他人に求めるばかりの孤独な人生になります。

共同体の一員として、社会に貢献することによってのみ、孤独感から解放されます。

すべての人を仲間だと認め、誰とでも同じように接することができるようになります。


特定の人に好かれようとすると、鬱展開が待っています。

ひろく社会貢献しようとしていると、楽しい展開になります。

アドラー先生が言う 「課題の分離」 ができれば、相手の課題への干渉を避けることができます。

口は悪くなるかもだけれけどね(笑)。


安部塾では、他人に気を使わないように薦めます。

他人に合わせようという行為は、自己中心的だからです。

他人からよく見られたいという気持ちは、他人に関心を持っているわけではありません。

むしろ真逆の『我執=自己執着』です。


自分にしか関心がないからこそ、他人によく思われたいのです。

相手が自分をどう思うかは、相手の課題です。

承認欲求との決別は、はじめの一歩となります。

何も求めないで、普通に貢献する姿勢こそが、丁寧な身体の使い方そのものになります。


だから、他人を誉めたり叱ったりしてはいけません。

評価してはいけないのです(業務上の評価はした方がいいですが)。

他人を操作するために、主導権を掌握したい人ほど、他人を評価したがります。

他人を評価したがるときは、自分の人生が充実していないときですからね。


身体について学ぶと、対等な人間関係を築けるようになります。

その視点で考えると、上下関係が存在する団体では、丁寧な身体操作は学べないということになります。

長くなるので、続きは塾生講座でw


■身体の使い方を学びにきてくださいね

 11月21~23日 薬院校集中講座