2015年1月12日月曜日

『本人が自分の力でやり遂げるのを待てる親』の子供は、親がやりたいことをやることを邪魔しないものなのです。

今朝、こんな記事を読みました。

子育てを大変だと感じる本当の理由

同感です。


よく勘違いしやすいのですが、親は子育てによって成長させてもらっています。

親が子供を成長させているわけではありません。

親にできることは、子供の自律的な進化を邪魔しないことだけです。

自律的な進化が順調な子供は、親のやりたいことを邪魔しません。


冷静な視点で、いろんな親子を観察してみてください。

子供の邪魔をしない親の子供は、親の邪魔をしていますか?

していないと思います。

ミラーニューロンの仕組みを考えたら、そうなりますよね。


※ミラーニューロン(英: Mirror neuron)は霊長類などの高等動物の脳内で、自ら行動するときと、他の個体が行動するのを見ている状態の、両方で活動電位を発生させる神経細胞である。他の個体の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのように"鏡"のような反応をすることから名付けられた。他人がしていることを見て、我がことのように感じる共感(エンパシー)能力を司っていると考えられている。

ミラーニューロンは共感とも関連付けられている。なぜなら、特定の脳領域 (特に島皮質前部と下前頭皮質) は自身の情動(快、不快、痛みなど)に反応し、かつ他者の情動を観察する際にも活動するからである。 

引用ココマデ


自分の親が『子供の自律的進化を邪魔する人』だったらどうなるでしょう?

自分もそうしてしまいがちです。

話はそれだけにとどまりません。

自分が親的な立場=指導者サイドに立ったとき、邪魔ばかりしがちになります。


社会的な上下関係には、親子関係が投影されます。

自分の親に邪魔ばかりされた人は、やたらと上司に突っかかります。

上司になると邪魔ばかりするのも、理由は同じなのです。

そんな親を持った人は、わざわざめんどくさい会社や仕事を選んだりします。


『他人を思い通りに動かそうとしない方が好ましいですよ』

僕はよく、そう薦めています。

他人を思い通りに動かしたい気持ちの根源は、恨みつらみだと思います。

やりたいことをやり遂げさせてもらえなかったことに対する怨嗟なのです。


他人を思い通りに動かそうとすることより大切なこと。

それは、他人の邪魔をしないこと。

そして、自分がやり遂げることができなかったことをやることです。

もう一度!!


やりたいことをやっている親の子供は、自分で遊びます。

どのようにやれば邪魔されないかを考え行動する力を身につけます。

自ら考え行動する子供の精神レベルは、親を軽く凌駕します。

やりたいことを我慢して子供を支配しようとする親の子供は進化できません。


そして、この構図はそのまま、インストラクターの世界にも相応しています。

イントラは、『邪魔をしない』ということを忘れてはなりません。

『俺、スゲエだろ』とか『俺を敬え』なんてのは論外です。

ベクトルが真逆なのです。


イントラは、歪んだ親子関係の修復をさせてもらっているのです。

技術を教えるいう行為を通して。


時間がないので、ここで終わります。