2014年12月3日水曜日

愛する人の言うことはよく聞く

東山紘久さまの、『聞く技術』より(194P)

良心は愛される体験から生まれます。

「社会的良心」、専門用語ではこれを超自我というのですが、これは親の行為を見て育つのです。

「愛する人の言うことはよく聞く」のです。

あなたは愛する人にいやな思いをさせたくないでしょう。

愛する人のためなら、言われなくてもその人が喜んでくれることをしようと思いませんか。

子どもが親の言うことをきくのは、愛する人を悲しませたくない、愛する人から拒否されたくない、との思いがベースになっています。

愛ではなく、罰で言うことを聞かせようとすれば、権力に頼ることになります。

子どものしつけは大切です。

親が自分の都合からではなく、子どもを愛して子どもの立場に立っていることがしつけの基本です。

愛されていない子どもほど非行に走りやすいのです。

親や教師に大切なことは、過去に起こったことではなく、目の前の子どもを見ていてやることです。

知らずに犯した行為を見かけたら、「そうしてはいけません。このようにするのよ」とやさしく教えてやれば、子どもはじつに素直に言うことを聞いてくれます。

このときに、子どもが素直でなかったならば、子どもに対する親の態度を見直す方が早道です。

子どもは親の言うことを信じるのではなく、親の行為を通して学ぶからです。

引用ココマデ 続きも素晴らしい内容です。



「子どもが言うことを聞いてくれない」と言う親の話を聞いていると、いつも思います。

「僕も、この人の言うことは聞きたくない!!」

態度に真摯さのカケラもないですから。

真摯な親の子どもは、やはり真摯な態度の持ち主です。


僕も、子どもが素直じゃないということは、親の愛が足りないという認識です。

子どもにというより、まわりの人たちに対してのね。

まわりの人たちに対して素直じゃない親を見て、子どもはその真似をしているだけ。

僕の目には、そう映ります。


親や教師は、「相手を自分の思い通りに動かそうとしない」という態度を徹底すればいい。

僕は、そう考えています。


別に思い通りに動かそうとしなくても、愛されていればそうしてくれます。

そうしてくれないのは、愛されていないから。

すなわち、自分が愛していないからです。

自分の愛の欠如を棚に上げて、相手からの愛を求めるのは無茶というものです。


素直さこそ成功の鍵なのですが、愛されて育たないと身につきにくいと思います。

愛されて育っていたことに気づくと、人生が良い方向に動き出します。

なんやかやで、愛されるという経験は、必要不可欠なのだと思います。

とても大切なことなのです。