2014年11月7日金曜日

僕が安心していられる理由

12月から、安部塾薬院校が始まります。

現時点で、決まっているのは開校するということだけです。

だけど僕は、安心しきっています。

塾生たちを信じているからです。


出身地・年齢・学歴・職歴・性別・人生経験・・・・・・多様な個性の持ち主が集う安部塾。

カオス=混沌という表現がふさわしい複雑系な集まり。

強制でも管理でもなく、それぞれの個性を活かしながら自分で考え行動しています。

ひとりひとりがそれぞれに問題意識を持って、自分の問題に取り組んでいます。


塾長である僕を求心力とし、それぞれの個性を遠心力とする。

それが安部塾。

だから、塾生たちを信じている僕は、安心していられるのです。

塾生たちと一緒なら、きっとできるから。


僕が前半生で学んだこと。

人は、命令や指示では本気で動いてはくれません。

信じ合えるから、本気で動けるのです。

信じ合える仲間たちとともに進むことに、何の不安もありません。


僕の使命(ミッション)は、塾生の本当の力を目覚めさせること。

それが、楽しくて仕方がないから。

ブスブスとくすぶっている不完全燃焼状態から、完全燃焼状態に導くこと。

いや、そうではなく、本心に気づくことで燃えてもらうことが楽しいのです。


安部塾誕生のきっかけになったこの曲。




小さな赤い魚の兄弟達の中で、スイミーは1匹だけ黒い体だった。兄弟はみんなで楽しく暮らしていた。

ある日、仲間が全員マグロに食べられてしまう。

泳ぐのが誰よりも早いスイミーは、たった一匹だけ生き残った。

一匹だけで真っ暗な海を泳ぐ恐怖。仲間がいない寂しさ。仲間を失い自分だけになってしまった悲しみ。

そんな感情を抱きながら、スイミーは暗い海の底を泳いだ。

しかし、海で素晴らしい物をたくさん見つける。

昆布や若布の林、水中ブルドーザーのようなイセエビ、虹色のゼリーのようなクラゲ、ヤシの木のようなイソギンチャク、そしてウナギ。どれもスイミーが今まで見た事の無い物だった。

面白いものを見るたびに、スイミーはだんだん元気を取り戻した。

その時、岩陰にスイミーとよく似た小さな赤い魚達を見つける。

スイミーは「みんなで遊ぼう。面白いものがいっぱいだよ」と誘うものの、小さな魚達は「大きな魚に食べられてしまう」と怖がって出てこない。

そこでスイミーは考えた。そして、名案を思いつく。

「皆で大きな魚の振りをして泳ごう」と。

スイミーは、決して離ればなれにならないこと、みんなが持ち場を守ることを教えた。

皆が一匹の魚のように泳げるようになった時、スイミーは言った。

「ぼくが、目になろう」

スイミー達は、朝の冷たい水の中を、昼の輝く光の中を泳ぎ、大きな魚を追い出した。


1年ちょっと前、『僕も、目になろう』って自分で決めて行動してきました。

それから出会った素敵な人たちと、とても楽しい時間を過ごしてきました。

これから薬院校では、塾生たちも目となって、いろんな夢を叶えていくと思います。

それが楽しみでなりません。