2014年10月6日月曜日

子宮内環境と姿勢のお話~胎児の運動が保障される子宮内環境づくり

発達外来の子どもから見えてくる胎児姿勢・新生児ケアの重要性 より


子宮内環境で経験する単純かつ豊富な反復運動と、子宮壁から受ける反動圧に対する抵抗運動は、羊水内での重力除去環境の経験であり、児の示す運動の支持面が子宮壁全体であり、重力環境下と大きく異なる。

子宮内での胎児の運動を保障するには、それが可能な子宮内環境を整えることが重要である(図2.3)。



生後の正常運動発達獲得のためには、重力に適応し運動するための筋収縮の支点を体内に作り出す経験を積む必要がある。また、比較的身体深部にある姿勢固定のための単関節筋群(抗重力筋群)と、浅層にあり運動を受け持つ多関節筋群(運動推進筋群)の分化が必要である。

運動障害がある乳幼児は、回旋運動やリズミカルな呼吸運動に関与する腹斜筋、腹横筋や肋間筋群、及び、積み重なる脊椎一つ一つの固定をつかさどる筋束の短い固有背筋群の収縮に欠ける。代わりに肩甲挙筋、大胸筋、広背筋、腹直筋、最長筋といった、本来四肢体幹の運動を保障する長形筋群と床との間で、姿勢の固定と運動を同時に行おうと努力する。

引用ココマデ


引用部分以外の記事も素晴らしいので、妊婦さんは必読かと思います。

抱き方ついての解説なんか、秀逸です。


各クラスには、結婚→出産の流れとなる予定の女性が参加されています。

僕が指導する身体操作は、『胎児に豊富な運動が保障さ子宮環境』をつくります。

はた目にも、お腹の形状が美しく整います。

子宮内環境が良ければ、出産後の乳児の発達や精神状態も安定しているようです。


思うに、特別な『マタナティ~』なんていうのは不要なのではないでしょうか?

妊娠していないときから、きちんとした姿勢と身体操作をしておくのが基本だと思います。

練習を始めてから本当の意味での効果が出るのには、90日間くらいは必要です。

そうすると、妊娠がわかってから運動を始めても間に合わないのです。


通常クラスの参加者が妊娠したら、『これまで通りの練習』を継続するだけです。

何でもそうですが、土台ができていれば対応力がそれだけ上がるのです。


姿勢や動きが悪い妊婦さんを見ていると、出産後の大変さが予測できます。

姿勢や動きの研磨に励んで欲しいと思います。