2014年7月31日木曜日

愛とは、しがみつき(依存)ではありません。










敬愛するパールズ先生が目指した『成熟』とは、何だったのでしょうか?

『環境からの支持を脱却して、自分で自分を支持する能力を身につけること』

他人のせいにしない・他人を変えようとしないということなのだったと思います。

変えられるのは、自分のものの見方・考え方・行動だということです。


パールズ先生の『私は私』とは、何だったのでしょうか?

必要なことを他者に正式に依頼すること。

自発的に他者を愛すること。

決して、利己主義や孤立無援とは違います。


そう。

愛とは、しがみつき(依存)ではないのです。

しがみついていないと身体的・精神的な平常を保てなくなるのが依存というもの。

そんな自分の心と向き合わないことには、何も始まりません。


依存症になりやすいタイプとは?より

・いつも、どこか自分に満足できない
・日ごろから、強いストレスを抱えている
・信頼する人(家族など)に、受け入れられていないという思いがある
・いつも孤独を感じている
・強い劣等感を持っている

依存症を克服するには、その対象から「距離を置く」

それと同時に、何かに依存しなければ平静を保てない自分の「心の状態」と、向き合うことが必要になります。

引用ココマデ


いろいろ研究した結果、コリの正体が『成熟していないこと』にあることに気づきました。

自分で自分を支持する能力が低いから、筋肉が硬くなってしまうのです。

だから、治療者に依存しているうちはダメだと思うのです。

自分の心と向かい合うことが最優先で、治療者への依存は断ち切るのが正解かと。


では、治療者の存在意義とは何でしょうか?

治療者は、色々な方法論を提案し、依頼者はそれを自発的に実行します。

依頼者は、自分自身の行動変化を試してみることができます。

その場で、「いま、ここ」の変化を体験できるのです。


これは、『何とかしてあげる』というスタンスとは違います。

治療者が自分の解釈を押しつけないからです。

押しつけは支配を生み、依存を生み出します。

自分の解釈を押しつけているうちは、真の信頼関係は築けません。


だから、治療者は依頼者の依存の対象にならない方がいいと思うのです。

成熟を目指すひとりの人間として存在していればいいのだと思います。

正式に依頼してきた依頼者に、あふれるほどの愛情を注ぐこと。

これまで自分が試してみて有益だった方法論を提案すること。


それには、思考のやわらかさと適応能力が求められます。

『状況の変化に、即対応する』という力です。

その力こそが、自己支持力を高めてくれます。

その姿勢が、『私は私』というスタンスを現実にしてくれます。


しがみつきをやめて、新しい人や状況に適応していくこと。

それが、人生を豊かにする基本姿勢なのだと思います。